腰痛でお困りの方の中には「足の指がきちんと使えていない」ことが原因かもしれません。
足の指が縮こまった状態は、立ち方や歩き方に歪みが生じて腰痛や膝痛の原因になるほか、転倒やふらつきの危険性もあります。
足の指チェック!
まずは足の指がきちんと使えているかどうか、チェックしてみましょう!
裸足になって、足の両側に鉛筆などの棒を置いてみてください。
親指や小指を確認して、棒の間にすき間ができていないかをチェック!
足の指がきちんと使えている人は、末広がり型の足をしているので、すき間ができません。
しかし使えていない人は、足の指の力が衰えて縮こまっているため、棒との間にすき間ができてしまいます。
また、親指と人差し指の間や、薬指と小指の間は手の指1〜1.5本分開いた位置に広げられますか?
小指の爪が小さい人や外側を向いている人も、足の指をきちんと使えていない可能性があります。
足の指は、人によっては20代からうまく使えなくなっていることもあります。若いからといって、油断は禁物です。
対策法
①簡単ストレッチで足指を伸ばす
足指を伸ばすストレッチは、1日3分行えばOKです。まず、片足をもう片足の太ももの上にのせます。
そして足の指の間に手の指を差し込んでいき、ふんわりと優しく握るようにします。
強く握ったり指を奥まで入れすぎたりしないように気をつけてください。
優しく握ったら、そのまま足の裏側を5秒間伸ばし、甲側も5秒間伸ばします。
力は入れすぎず、足の指が30度ほど曲がればOK。左右の足をそれぞれ10セット行いましょう。
ストレッチはできれば朝起きたときにするのがおすすめ!ストレッチを行って足指が伸びた状態で、1日をスタートさせると効果的です。
②足の指のためには靴選びにも気をつける
足の指のためには、靴のサイズ選びも大切です。靴と指の間に1cmほどのすき間があるのが、適切なサイズです。
さらに、足の甲をしっかり固定できるひも靴タイプが理想的!靴選びの参考にしてください。
普段歩いているから、足の指は使えているはず…と思っているあなた。意外にも、足の指は縮こまっているかもしれません。今からストレッチを取り入れて、足の指をきちんと使うように意識してみてください。