みなさん【好転反応】ってご存知でしょうか?
色々な整体、整骨院に行かれた経験がある方は説明を受けた事がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この好転反応については
ただ悪化しているだけなのに、
都合よく使われているケースもありますので、みなさんも好転反応について知っておきましょう!
まずGoogleで好転反応と調べると
以下の文書があがっています。
好転反応(こうてんはんのう)とは、治療の過程で一時的に起こる身体反応のこと。反応の程度はさまざまである。
漢方薬の知識体系で瞑眩(めんけん、めんげん)と言い、病状の改善が現れる前の一時的な悪化であり、経験上3-4日まで持続することが多い。
このように出てきます。
はい!!この通りでございます。
では、好転反応ってどんな時に
どういう意味合いがあって発生するのか!?
これをまずご説明させて頂きます。
例えば、身体の重心が右に傾くように
骨格が歪んでいたケース
その原因になっている例えば骨盤を矯正します。
すると、右に傾いていた重心が真ん中に戻ります。
すると、今まで右に傾いていた頃は
左半身の筋肉が緩んでいたのが
整体をして重心が真ん中に戻る事で
左半身に重心が乗り、筋肉が適度に緊張する事になります。
これらの反応はすごく良い事です。
しかし、左半身が緩んでいた状態から
緊張を取り戻すことにより、
起こるのが好転反応となります。
例えば、一時的に左の膝が痛くなったり、
左のふくらはぎが筋肉痛のようになったりする事も考えられます。
これは身体が正しいバランスに戻り、
それを維持する上で起こる反応
→そう、好転反応になります。
基本的には、3、4日程で好転反応は消え、
身体の調子が良くなります。
しかし、整体をする上で
もし触ってはいけない箇所
もしくは間違った整体技法をしてしまった時にも好転反応に似た不調が起こることがあります。
これは好転反応ではなく、
ただただ体調が悪化してしまいます。
好転反応と、ただの体調の悪化との見極めるポイント!!
好転反応であれば3.4日の反応の後、
体調が回復して良くなった自覚が感じられると思います。
しかし、ただの体調の悪化であれば
3.4日で体調は回復してこないです。
ですので、整体師として
好転反応という言葉ある種都合よく使える言葉になります。
しかし、好転反応か、そうでないのか?は
その後の体調が回復するかしないか?で
判断し易いと思いますので、
皆様も知っておいて下さいね!
では、今回は好転反応についてをお送りしました。
また、何かご質問があれば
お気軽にご連絡下さいませ。
次回の記事もお楽しみに!!
OWL鍼灸整体院 オーナー 田中信作