皆様こんにちは。
OWL鍼灸整体院です。
今回は成長期に多いスポーツ障害について解説をしていきます。
そもそも成長痛と成長期のスポーツ障害は違います。
子供の頃、私自身も周りの友達も膝が痛いだの
肘が痛いだのと日常会話のように飛び交っていました。
その中でも良く聞いていたのが
「オスグッド病」
じゃないでしょうか?
私も昔はオスグッド=成長痛だと思っていました。
しかし実際の検査所見では異なっています。
また別のページで「成長痛について」は解説させて頂きます。
「オスグッド病」とはスポーツ動作全般で発症しますが特にバレーやバスケットボールと言った
何度も繰り返し膝を屈伸する動作、
他にはサッカーでダッシュやキック動作が多いスポーツで発症しやすく、膝のお皿の下にある脛骨粗面に強い痛みが主症状です。
子供の頃は膝が痛い子がいると私も周りの友達も」オスグッドちゃうの?」などと馴染みのあるものかなと思います。
矢印の部分が脛骨粗面と言う場所になりますが
このようにオスグッド病の方はその脛骨粗面が
突出しているように見えますよね。
では「なぜそうなるのか?」
それは大腿四頭筋による牽引です。
大腿骨四頭筋は主に骨盤から膝のお皿まで着いており、この図を見てイメージして頂きたいのですがサッカーはこの状態から膝を曲げながら股関節を後に持って行きますよね。
その際に大腿骨四頭筋が伸びます。(伸張)
その動きだったり、バレー時などの屈伸(特に屈曲動作)が繰り返し行われていると次第に膝のお皿が上方に牽引される力が働きます。
大腿骨四頭筋による緊張や柔軟性が低下して
痛みの原因になります。
そうならない為には日頃のケアが大事になっていきます。
2つご紹介しますので是非試してください。
簡単なストレッチですから10秒から20秒程
伸びてるのを意識して、そして持続しながら
伸ばしてみてください。
西村