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更年期とは

卵巣機能低下により月経不順となる40代半ば〜50代前半ごろの閉経の前後5年間程度とされています。その多くの症状は器質的変化に相応しない自律神経失調症を中心とした、不定愁訴を主訴とするものになっております。

 

症状としては、自律神経失調症と考えられる、ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)、発汗、冷感、動悸、疲労感、頭痛、肩こり、めまい、睡眠障害、かゆみ、などたくさん考えられます。

また精神面にも影響が出やすく、情緒不安定、イライラ、怒りっぽい、抑うつ気分、意欲低下、不安感、集中力の低下などもみられます。

これらを東洋医学的に考えると次のように考えられます

東洋医学的分類

①肝陽上亢(かんようじょうこう)

肝には疎泄(そせつ)と蔵血(ぞうけつ)という作用があり、疎泄とは全身の気を調節し、生理物質を順調に動かす働きをしています。蔵血とは字の通り血の貯蔵と血液量を調節働きをしています。また肝は上にのぼりやすい特性があるため、イライラしたり怒りっぽくなったり抑うつ感などの情緒も深く関わっていると考えられています。

肝の陽の気が亢進し、気が上にあがり気血が頭部に集中すると、めまいや耳鳴り、頭痛、目の充血、またホットフラッシュ(のぼせやほてり)が症状としてでてくるのです。

オススメのツボとしまして、

太衝(たいしょう)

太渓(たいけい)

百会(ひゃくえ)

風池(ふうち)

②心血虧損(しんけつきそん) 

虧損とは「欠けている」と言う意味で心血が不足していると考えてください。

心には、主血(しゅけつ)と神志(しんし)という作用があり、主血は血を送り出すという働きをしています。神志とは生命活動を維持する機能、および精神、意識、思考活動を意味しています。

血の化生が不足したり、出血(月経など)や熱により血が損傷することで、全身の血が不足していると考えられます。送り出す血が不足すると心悸(動悸)が起こり、また心を滋養できないと不眠が起こります。

頭部を養う事ができないと、目眩や健忘(物忘れ)が起こります。他にも貧血のように顔色が青っぽいかったり、爪が割れやすい、目がピクピク痙攣するなどの症状も見られます。

オススメのツボとしまして、

心兪(しんゆ)

脾兪(ひゆ)

腎兪(じんゆ)

三陰交(さんいんこう)

③脾胃虚弱(ひいきょじゃく)

脾には、運化(うんか)と統血(とうけつ)という作用があり、飲食物を気や血に変化させて吸収し、心や肺に運ぶことを運化といいます。統血とは血が脈中から漏れ出るのを防ぐ作用のことをいいます。

機能が失調すると余分な水が停滞しやすくなり、下痢がおこります。また生理物質や臓腑を動かす力が減退するため、倦怠感が起こったり、息切れが生じたり、激しい運動をしていないのに汗をかくなどといった症状も出てきます。

また、脾胃虚弱の方に多いのが食後の眠気です。

オススメのツボとしまして、

脾兪(ひゆ)

胃兪(いゆ)

中脘(ちゅうかん)

章門(しょうもん)

足三里(あしさんり)

大きく3つに分類しましたが、もっと沢山の考え方が東洋医学にはあります。

大事なのは、目の前の症状に目を向けずに、なぜ?どうして?身体の不調になっているのか根本を考えるのが大事です!!

 

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