エクオールについて

エクオールは、ヒトの体内において女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることから、『更年期の救世主』『スーパーイソフラボン』とも呼ばれています。

エクオールを体内に取り入れるには、大豆や大豆食品に多く含まれる大豆イソフラボンを摂取する事からはじまります。そして、大豆イソフラボンの中に含まれる『ダイゼイン』が腸内の乳酸菌の働きによって『エクオール』に生まれ変わり、腸から体内に吸収されるのです。

エクオールそのものが大豆に含まれているわけではありません。

エクオール産生能力を持つのは日本人の2人1人といわれてきました。

エクオールを作ることができる人は「エクオール産生菌」と呼ばれる腸内細菌たちが、いるかどうかで変わってくるのです。

菌がいたとしても、元気に活動していないとエクオールを作ることは難しいとされています。

エクオールを作れている人に多い特徴は主に生活習慣とされています！

☑️豆腐や大豆食品をよく食べる

☑️睡眠時間を7時間半以上とっている

☑️食物繊維を積極的に取っている

☑️ほぼ毎日運動をしている

☑️タバコは吸わない

などが考えられています！

大豆食品を日常的に食べることがとても重要となっています。また、エクオール産生菌は腸内環境の影響を強く受けており、食物繊維は腸内細菌のエサになるので、これを多く含む根菜や海藻、キノコなどを食べる人はエクオール産生菌が元気な状態である可能性が高いと言えます。

腸内フローラは日々のストレスや睡眠、運動量などさまざまな生活習慣から影響を受けていると言われています。しっかりと睡眠時間を確保し、十分に運動する習慣などをつけるといいでしょう。

お仕事が忙しいなど食生活を工夫するのが難しい方は、腸内細菌の代表的な善玉菌ー乳酸菌やビフィズス菌のサプリメントを活用するのもオススメです。

身体の中のエクオール量を維持するためには、作れる方でも毎日エクオールのサプリメントを摂取することがオススメです！

ただし、原料が大豆ですので、大豆アレルギーの方は摂取しないようにお気をつけてください。

エクオールは実は男性にも効果がある

男性更年期がありますが、エクオールは男性にも効果があり、「前立腺肥大」「前立腺がん」のリスクが低下するといった研究結果が出ています。

エクオールが作れているかなどは尿の検査などで分かるみたいなのでそちらを使って確認するのもいいでしょう！