堺市の整体なら「OWL(アウル)鍼灸整体院 」

肩こりと目の疲れを引き起こす原因は、自律神経にあります。

私たちの自立神経は乱れがちになりますが、その結果、視力にもトラブルが生じます。
なぜなら、自律神経は目のピントを合わせる「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉を調節する役割も果たしているのですが、自律神経の乱れでこの「毛様体筋(もうようたいきん)」を調節する力が低下してしまうからです。「毛様体筋」とは、目のレンズの役割を持つ「水晶体」のすぐそばにつながっています。

毛様体筋

その筋肉を緩めたり引っ張ったりすることで、「水晶体」を伸び縮みさせながら、目のピントを合わせてくれます。
ところが、不規則な生活やホルモンバランスの崩れ、強いストレスなどの外的要因により自律神経が乱れてしまうと、この「毛様体筋」に緊張が伝わり、目の焦点を合わせる機能が低下してしまうのです。
目の焦点が合わなくなると、物が見えづらくなり、目にどんどん疲れが溜まっていきます。

その結果、脳で感じた不快感が肩や首、背中の筋肉を固く強張らせてしまい、最終的に肩こりが起こります。
さらに、焦点の合わない目で一生懸命物を見ようと前かがみになったり、頭をのけぞらせたり無理な姿勢を取ることも、肩こりを深刻化させてしまう原因になります。
このような理由から、肩こりと目の疲れには密接な関係があると言えます。
これまで肩こりの原因がいくら考えてもわからないという方は、もしかすると目の疲れから肩にトラブルを起こしている可能性もあるので、視点を変えて対処していくことが重要になります。

肩こりの原因となる目の疲れが起きやすい人の特徴3


スマホやパソコンを長時間見る

スマホやパソコンの画面を長時間見ることで、目を疲弊させる原因となります。
スマホやパソコン画面など1つの画面を集中的に、長時間見続けると、目の痛みや目の疲れ、頭痛などを感じるようになります。
理由は、1つの画面に集中すると、目の瞬きの回数が減ってしまうからです。
そのため、目が乾いたような状態になり、やがて痛みや疲れを感じてしまうのです。
これをVDT症候群といいます。
仕事や授業でどうしても画面を見なければならない場合は仕方ないとして、それ以外の時間帯は、 なるべくスマホやパソコン画面から目を離したり、適宜休憩を入れたりしながら、目の疲れを取り除くような努力が必要でしょう。

眼鏡やコンタクトの度が合わないまま使用している

度が合わない眼鏡やコンタクトを使用し続けているのも、目を疲れさせる原因です。
現在の視力にふさわしい眼鏡やコンタクトを着用しないと、よく見えない状態が続くため、前述した「毛様体筋」が少しでも目のピントを合わせて見えやすくしようと頑張ってしまうのです。
また、ここ最近急増している在宅ワークでは、会社と違い、自宅デスクとパソコンの距離が近すぎるにもかかわらず、適切な度を入れた眼鏡やコンタクトを使わないまま作業をしている方も多くなっています。
すると、近い距離で1つの画面をじっと見ることにより、やはり「毛様体筋」に大きな負担がかかってしまい、結果的に目を疲れさせる原因となるのです。


ストレスを溜めている

度重なるストレスが、目の疲れを引き起こすこともあります。
強いストレスを感じると自律神経が乱れてしまい、自律神経によって支えられている「毛様体筋」にも影響を与えてしまいます。
自律神経のうち、起床時に活発に働き続けている「交感神経」は、強いストレスにさらされることでダメージを受けやすいと説明しています。
このダメージが目の 「毛様体筋」にも伝わり、ピントの調節機能を落としてしまうため、目の疲れを大きく感じることになります。

 

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