自分の眠れない原因をチェックして、不眠タイプ別でツボを活用してみてください。
まず、基本のツボ「労宮」と「失眠」を押してください!そのあと各症状に合わせたタイプ別のツボを押し、再度この2つの基本ツボを押すのが理想的です。
不眠の基本ツボ2つ!
・労 宮
手を軽く握った時、人差し指と中指の先端の中間にあるツボ。
精神に働きかける作用のあるツボ。(手のひらに「の」の字を書いて飲み込むリラックスのためのおまじないも、労宮を刺激して心を静める動作なのかも・・・)
・失 眠
踵の中央にあるツボ。
不眠緩和の代表的なツボ。
お灸もおすすめです。かかとを湯たんぽにのせて軽く温めるだけでもツボ刺激になります。
緊張や不安で眠れない
・百 会
頭頂部にあるツボ。
精神不安を抑えて心を落ち着けるのに役立つといわれます
・だん中
胸の中央にあるツボ。
精神不安で呼吸が浅く、動悸がする時におすすめです!
首や肩が凝って眠れない
・完 骨
耳たぶの裏のくぼみの延長線上、髪の生え際の出っ張った骨の斜め後ろにあるツボ。
不眠や首のこりの緩和におすすめです!
・安 眠
耳たぶの裏のくぼみと完骨のほぼ中央から約3cm下にあるツボ。
自律神経を休息モードにして、文字通り安眠に導いてくれます
トイレが近くて眠りが浅い
・中 極
へそから指幅4本分下の「関元」のさらに親指1本分下、膀胱の上にあるツボ 。
膀胱のさまざまなトラブルを緩和するのに役立ちます!
・懸 鐘
足の外くるぶしから指4本上にあるツボ。
膀胱の過活動や足の冷え、坐骨神経痛など足の神経痛の緩和に役立ちます!
鼻が詰まって眠れない
・迎 香
左右の小鼻のすぐ横にあるツボ。
「香りを迎える」という名前の通り、嗅覚異常にも用いられます。
・鼻 通
迎香(げいこう)の少し上で小鼻の付け根の両脇にあるツボ。
少し長めに押すと効果が上がります。
ツボ押しのポイント
不眠緩和のためのツボ押しは、寝る直前より、寝る30分~1時間前に行うのが理想的です。
照明を落とし、快適な室内温度の中でツボ押しを布団の上で。ツボ押し前の過度の飲酒や、テレビを見ながらのツボ押しはあまり良くないです。
快眠するためには脳をリラックスさせる必要があるので、ツボの正確な場所探しにがんばりすぎずに軽く押して気持ちよい所で大丈夫です。
ツボ押しは深呼吸しながら行います。これを約10回繰り返していきます。