[不眠症について]
⚫︎眠ろうとしてもなかなか寝付けない
⚫︎寝ても途中で目が覚めてしまう
⚫︎起きたい時間よりも早く目が覚めてしまう
どんな方でも一度はこのような経験があるのではないでしょうか。大切な日の前日や心配事がある、強いストレスを感じた、等々理由は人によってそれぞれです。通常は時間が経ったりストレスから解放されて安心したりするとまた普段通り眠れるようになります。
しかしこれらの状態が続いてしまい自律神経のバランスが乱れ、さらにそれが原因となって日中の活動時間に身体の不調をきたすことがあります。これを「不眠症」といいます。
不眠症状を有している方は一般成人の約30〜40%いると言われており、女性に多くみられます。
不眠症には短期不眠症と慢性不眠症があり、不眠症状と日中の不調が週3日以上かつ3ヶ月未満の場合は短期不眠症、3ヶ月以上になると慢性不眠症となります。
[自然に治るのか?]
結論としては、長期的に続く慢性不眠症の場合、何もせずに自然に治ることは残念ながらほぼ期待できません。
不眠症は何かしらの対策や治療をしない限り改善が難しいため、日常生活に支障が出ている方は今後さらに長引いてしまう前に専門機関を受診しましょう。
専門機関には病院のほか整体院や鍼灸院などがあります。
[不眠症の改善方法]
不眠症治療というと病院のイメージが強いと思います。しかし薬は対処療法になるため、飲むのを辞めればまた不眠になったり身体の不調がでてきてしまいがちです。
薬に頼りきらず治したい場合は自身の自然治癒力を引き出し自律神経の乱れを整え、根本から改善していく必要があります。
そこでおすすめなのは整体や鍼灸での治療です。
整体や鍼灸は全身のバランスや反応をみて原因を判断し治療をおこないます。その結果、本来持っている自己調整の力を高め自律神経を整えることができ、根本改善に繋がります。
病院にいくのは気が引ける、根本改善したいという方はぜひ整体や鍼灸などを受診してみてください。
[不眠症改善のためのセルフケア]
上記に加え、セルフケアをプラスすることでより早い根本改善が期待できます。
不眠の原因はストレスや生活リズムの乱れによる自律神経失調が考えられます。
まずは自身の身体を根本から見直し、生活習慣やリズムを整えていきましょう。
就寝・起床時間を一定にする、朝に陽の光を浴びるなどは、1日の生活リズムの基礎をつくります。
また、適度な運動で肉体的に疲労させたり、ぬるめのお湯で半身浴をして副交感神経を優位にさせたりすることで、心地よい眠りにつきやすくなります。
寝る前の行動で気をつける点としては、直前の飲酒・たばこ・テレビ・スマホ操作を控えることです。これらはすべて交感神経を興奮させてしまい寝付けなくなる原因になってしまうため避けたほうが良いです。
その他、趣味を楽しんだりリフレッシュできる場所に行ったりしてストレス解消することで、自律神経バランスも整いやすくなりますよ。
[まとめ]
慢性不眠症は自然に治ることはほぼ期待できませんが、早めに治療を受けつつセルフケアを行うことで症状は緩和されていきます。
まずは自分自身と向き合い、自分にとっていま1番必要なことは何かを考えてみることから始めてみましょう!