堺市の整体なら「OWL(アウル)鍼灸整体院 」

皆様、こんにちは

OWL鍼灸整体院です。

今回のテーマは【子どものストレスを知る】です。

その中でも心理的ストレスの

お話させて頂きます。

まずストレスとは?

ストレスという用語は、

もともと物理学の分野で使われていたもので、

物体の外側からかけられた圧力によって

歪みが生じた状態を言います。

ストレスを風船にたとえてみると、

風船を指で押さえる力を

【ストレッサー】と言います。

ストレッサーによって風船が歪んだ状態を

【ストレス反応】と言います。

その中でも

物理的ストレスや化学的ストレス、心理的ストレスなどがあります。

【物理的ストレス】

暑さや寒さ騒音、混雑など

【化学的ストレス】

公害物質、薬物、過敏など

【心理的ストレス】

人間関係、家庭問題など

日々、生活している中でもっともストレスと

呼ばれているものは

この心理的ストレスになります。

子どもが過ごす環境は大人が思っている以上に

毎日が目まぐるしい日々なんです。

朝から集団行動を行い

友達や担任の先生などの人間関係

また中学生や高校生になると

先輩後輩など関係性や

受験へのプレッシャー

新型コロナウイルスへの恐怖、環境や習慣の変化など、さまざまなストレスに直面しています。

子どもの何気ない行動から

ストレスがかかっていないか

子どものSOSを

日々、観察してみましょう。

【行動の変化】

・いつもより甘えてくる

・いつもよりおしゃべりになる

・態度が乱暴になる

・口数が少なくなる

・学校や友達の話をしたがらなくなる

・自分を否定するような発言をする

・よく泣く

・爪を噛む

・落ち着きがなくなる

【身体の不調】

・見てわかるほど食欲が減った、または増えた

・頭やお腹の痛み、吐き気やめまいがある

・なかなか起きられない、または寝られない

・おねしょやおもらしをする

・チック(不規則で突発的な体の動きや発声が、               本人の意思とは関係なく繰り返し起きてしまう症状)が見られる

【感情の変化】

・イライラしやすくなる

・いきなり泣き出す

・怒りっぽくなる

・落ち込みやすくなる

・感情の起伏が激しくなる

これらの症状は個人差はありますが

(期間や変化の程度など)

目立ってきたと感じたときは

子どもからのストレスサインでもあり

SOSのサインです。

子どもが具体的な言葉で

SOSを発してくれれば

親もわかりやすいのですが、

高学年になるにつれ反抗期にさしかかったり

また今の時代は共働きが多く

家族との時間、

子どもが親との触れ合いを

とれない場合多くあります。

またお腹が痛いといっても、

ストレスが原因なのか、

身体の病気によるものなのかを

判断するのは難しいでしょう。

しかし、子どものストレスやSOSはわかりづらいものと親が自覚し、少し注意するだけでも発見の度合いは違ってくるはずです。

親としてはできる限り早めに、

子どものSOSサインを見つけてあげられるよう、普段から子どもの様子にアンテナを張ってあげてください。

子どものSOSを見つけたら

【声をかける】ことが大切です。

低学年の子どもは、

自分の悩みやつらさをうまく言葉にできないことが多いかもしれません。

そんな時は子どもの言動に基づいた声かけを意識してみてください。

例えば腹痛を訴える子どもなら、いつ、どんな時に腹痛が起こるのかをよく観察し、「朝、起きる時にお腹が痛くなるみたいだけど、どうしたのかな?」と具体的に聞いてみるのがいいでしょう。

次に【話を聞く】

・子どもが話しやすい環境づくりを意識する

・親は聞き役に徹して、先回りや決めつけをしないよう心がける

話を聞く場合は、

特別に話し合いの場を作るより、

一緒にテレビを見たり、おやつを食べたりしている時に自然な流れで話してみましょう。

話の途中で口を

はさみたくなるかもしれませんが、

親の感情や意見はいったん脇に置いて

最後まで聞いてあげてください。

子どもの意見全てに同意する必要はありませんが、

「そうなんだね」共感してあげること、

「よく 話してくれたね」といたわったり、

「そんなに辛いのに、頑張っていたんだね」

認めてあ げたりしましょう。

そうすれば子どもも親が聞いてくれることに

安心し、話しやすくなります。

また子どもが経験した出来事と、

そこで感じているであろう気持ちを

親が言葉にしてあげるとさらによいです。

言い換えれば、子どもの心の中で

起こっているけれど、

子ども自身で表現するのが難しい感情に、

親がしっくりくる言葉を

当ててあげるようなイメージです。

親が子どもの話に耳を傾け、

真剣に向き合う姿勢は

子どもにとって大きな支えになります。

「あなたのことを心配している」

「味方でいる」

という気持ちを伝えた上で、

子どもがSOSをキャッチしてあげて下さい。

 

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