皆様こんにちは!
OWL鍼灸整体院です。
今回は側湾症と内臓の影響について
お伝え出来ればと思います。
当院では側湾症でお困りの方も多くいらっしゃり
ほとんどが特発性です。
ご存知の通り側湾症は背骨が側湾している症状で
背骨は頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨と繋がっており
大体の方は胸椎が右凸、腰椎が左凸になる事が多いです。
東洋医学的な視点で見ると、側湾症は胃、膵臓がとても関連しています。
まず1つずつ整理していくと
胃は身体の左側にあり、胸椎5番から9番と関連しており、胃の牽引力によって左凸を誘導する形になります。
胃の働きとして食べ物を消化、貯蔵などの働きをしています。
他には精神的なストレスが掛かるとダイレクトに胃に負担が掛かります。
膵臓は胸椎5番から胸椎11番と繋がっています。
同じく膵臓も身体の左側にあるので、胸椎が引っ張られる力が発生します。
主に膵臓は血糖値の調節をするホルモンの産生と、糖の代謝に必要なインスリン(血糖値を下げる)やグルカゴン(血糖値を上げる)の分泌を促している内臓です。
胃と膵臓は表裏一体です。
例えば甘いものを多く摂る方は、胃が冷え切ってしまい裏側にある膵臓にも影響を出し、胸椎が左凸で周りにある筋肉が膨隆し凝り固まってしまい
より、側湾が進行しやすくなります。
その胃と膵臓を動かしているのが自律神経です。
交感神経の促進で胃の働きは抑制され、
副交感神経の促進で蠕動(ぜんどう)運動が促進される働きがあるので、自律神経に乱れがあると
胃や膵臓も不調に陥ります。
当院では自律神経の調整➕内臓の調整を行う事で
バランスを整えます。
自律神経が整う事で神経系の緊張が緩和されて
血流が良くなり筋肉が緩んでいきます!
重要なのはそれを繰り返し行うことが身体の体質が変わっていき、側湾症を改善する1つの手段でもあります。
他には飲食ではお白湯を飲む事が良いです。
側湾症の方は女性が多く、甘いものを好んで食べます。
そうすると身体が冷え切ってしまい、身体がこわばってしまいます。
温かいお湯が胃を温めてくれて、蠕動運動を促進してくれたり、筋肉や神経にもとても良いです!
なのでお白湯を飲む事をオススメします!
またお困りな事があればいつでもご相談くださいね。
よろしくお願いします。
西村